こどもと一緒にアートライフ 公園・プラネタリウムと一緒にたのしめる岡本太郎美術館

今回は、小学校1年男子と岡本太郎美術館(川崎市)へ行きました。

 

なかなか手強いこどもなので、今日のプランは、

「かわさき宙と緑の科学館」で、プラネタリウムの鑑賞→

そして、隣のカフェでお昼ごはん→

「岡本太郎美術館」→

プラネタリウム横のカフェ前の噴水で水遊び→

アイスを買って帰る、というプランを立てました。

 

美術館へは、そこまで興味のない小学校1年男子なので、遊びも入れて満足度を上げる作戦です。

 

そこまでして美術館へ連れていく必要がある?と思われるかもしれません。

半分私の趣味と、半分はこどもへのいい刺激になればと思っています。

プラネタリウムから、セコイアの森を抜けて岡本太郎美術館が見えてきました。
入り口の奥に見える像、とってもきになって先に見に行きました。

近づくと、その像の大きいこと!!そして、気になるこどもは駆け出す!!

そして、何を思ったのか・・・
お釈迦様のポーズ。
なんか落ち着く場所のように感じたのでしょうか?

そのあとは、美術館へ。
受付の人に、何度も、何度も、

「展示物はさわらないでください!」

と入る前から話をされ、少し苦笑い。

中に入ると、造形の作品が展示されていて、こどもは思わず手をだしてしまう気持ちもわからなくはない・と思いつつ。なので、途中座っている美術館の人に注意されないよう、こどもの手をしっかりにぎ前に進みました。

ある絵のところで、突然こどもが、

「この絵はね・・・」と絵についての物語を話しはじめたので、びっくり!

その絵は、ちょっと怖い感じの「森の掟」という作品です。

 

「チャック怪人は、人を食べて、さるみたいなのは隠れている。宇宙人は、悲しい顔をできないから、笑いながら逃げてる。おもちゃの象は、ぼくの居場所がもうないと言っていて、人は逃げている・・・。」
こどもから語り始めるから、関心して聞いてしまいました。なので、帰りに 記念に絵はがきも飼いました。

 

その次に関心を持ったのは、岡本太郎さんが展示されている「遭遇」という絵と、それを実際に描いているときの映像です。
映像で塗られた場所を、実物の絵で「あそこを塗ってた」と確認しながら見ていました。

 

途中、岡本太郎さんの椅子が展示されていて、実際に座ったり、写真をとれる場所がありました。

ここは触ってもいいので、こどもは大喜び。

いろんな椅子を座り比べていました。

特に手の椅子が気に入った様子でした。

その後に、彫刻の作品が並んでいました。
同じ場所に、子ども達がつくった「太陽の塔」の作品も並んでいてました。

 

それを見て、「自分もつくりたい!」と言ったので、夏休みの自由研究はこれがいいかも?!なんて思いました。岡本太郎さんの彫刻や絵画をみて、「自分の塔」をつくる。こどもが悩んでいたらこれをすすめようと思います。

まとめ

美術館の入り口で、何度も注意を受けましたが、こどもが興味をもてる作品があります。

また、こどもが飽きたらすぐ外は遊べる場所があるので、気軽に行きたい美術館でした。

お昼ご飯は、公園でお弁当でも楽しそうです。

夏は暑いので、最後は水あびをさせて、すっきりさせると車の中でぐっすりでした。

(先に水遊びをさせると美術館の中には入れてもらえないので、最後がおすすめです)

こどもの時からアートに触れる機会をつくれたらな、そして、こんな手のかかる子でもなんとか美術館へ行けるのであれば、そのことをお伝えして、少しでも多くの方に美術館へ行くきっかけになればと思います。

川崎市 岡本太郎美術館

214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5
TEL 044-900-9898 FAX 044-900-9966

「こどもの能力を伸ばす 親子ではじめるアートライフ」を提案するアートライフスタイリストとして活動しています。

本業は、インテリアコーディネーター。
インテリアやお片付け、そして、アートのある、ふつうに「素敵な暮らし」のアドバイスをしています。