こどもと一緒にアートライフ 東京国立近代美術館のこども鑑賞プログラムに参加しました
KIDS★MOMATに参加してきました。
先日、東京国立近代美術館のこどもの鑑賞プログラムKIDS★MOMATに応募しました。
今回当選して、参加してきました。
どんな風に作品を楽しむことをこどもに伝えるのか、そして、こどもはどんな反応をするのか?親も楽しみでした。
日曜日の朝、静かな美術館。こども6人のグループで、約1時間半美術鑑賞をします。
3つのテーマがあり。
1つめは、「色」を見つける
2つめは、「お話」を考える
3つめは、「身体で表現」するです。
写真の絵は、1つめにみんなで鑑賞した絵。
どんな色が見える?とスタッフの人が聞くと、こどもは、我先に気付いたことを話そうとしていました。
絵を鑑賞したあと、絵の前に座り、色鉛筆で3つの丸の絵を描きました。
そして2つめの絵に移動。どんな絵かみんなで話したました。そして他の絵を選んで、その絵から聞こえてくる音をみんなで考えて発表。
うちの子は、「ひゅーひゅー」「ざぶんさぶん」と聞こえた絵があったらしいです。
3つめは立体作品。見た作品を自分たちの身体で表現しました。スタッフの人が、写真をぱちり。それを1つのボードにまとめて、終了。1時間半でしたが、なかなか盛りだくさんの内容でした。
こどもに聞いたアンケートの感想は「ふつう」。楽しかったのは、「みんなで作品になりきったこと」だそうです。
とりあえず楽しんでくれて何よりです。
こどもと美術鑑賞するポイント
美術鑑賞プログラムから、こどもと美術鑑賞をするポイントを考えてみました。小学校低学年向きかもしれません。
1美術館のルールを教える
今回は、はしらない、さわらない、さわがないと子ども
達に伝えていました。
こども達は、どうしても興味があるとさわりたくなる
ようなので、しっかり伝えること、そして、少しずつ
身につけていけるといいなと思いました。
2絵をじっくり時間をかけて見る。
近づいたり、離れたりして絵をみる。
3お話をつくってみたり、色を探してみたりしてわかり
やすいところから絵をみる。
左の写真は、国立近代美術館が、所蔵作品展を観覧する小中学生に無料で配布している書き込み式のセルフガイドです。
みつけてビンゴは、小学校1年生の息子も楽しそうでした。美術館をまわりながら、ビンゴにある絵を見つけてビンゴができるます。
まずは、こどもが興味をもつものを2,3をゆっくり見るのは、こどもも疲れないので良いかと思いました。
アートライフスタイリストとして、こどもの美術鑑賞の機会を増やす声かけもしていきたいと思っています。今回美術館のボランティアスタッフの方がどのように美術鑑賞プログラムを実施されているか見ることができて良かったです。また機会があれば参加したいです。
KIDS★MOMATは、春休みや夏休みに開催されます。
ご興味ある方は、国立近代美術館サイトでご確認ください。http://www.momat.go.jp/am/learn/kids/
東京国立近代美術館
開館時間 10:00-17:00、金曜日は20:00まで
(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、展示替期間、年末年始
住所 〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分
(2016年7月21日時点の情報ですので、詳しくは、東京国立近代美術館のHPでご確認ください)