倉敷 大橋家住宅の中

先日のブログの続きです。大橋家住宅の部屋の中は、とても見応えがあります。今までいろいろな建築、古民家などをみてきました。

大橋家は、今まで見てきた中で一番、部屋の中の小物や家具が整えられていました。

 

タンスなどの収納が置かれていて、当時の生活の様子やもののしまい方が道具を通して見えてきます。倉も公開されており、家具や着物、小物の展示を見ることができます。

座布団が置かれている座卓。縁側には、草履もおかれています。

小物は、スタッフの方で話し合い、準備されているとお話を伺いました。

時計も置かれていました。とても生活感があります。

棚も置かれていて、どんな風にものが置かれていたのかな?と想像が膨らみます。

壁の少ない、昔の日本の住宅では、棚やタンスの置き場が難しかっただろうと思います。

庭に面したところに、すだれがかかっていて涼しげでした。

床の間も、掛軸や飾りが置かれていて、とても雰囲気が良かったです。

台所も、棚やお釜、お盆なども置いてあります。

本当にこの場所で生活がされている場合は、もっといろいろなものが表にでていたことだと思います。

大橋家はとても美しい住まいでした。

現代の住まいや生活と比べながら、住まいの間取り、収納のありかた、ものの持ち方などについて思いを巡らせました。

今は、ものが簡単に買うことができ、増えることが多い状況です。

しかし、ものが増えすぎても暮らしにくいと実感しています。

日本の住まい、インテリア、収納や、もの、くらしの関係について、今後も研究していきたいと思います。

 

大橋家の外観についてはこちら。